まど猫スケッチ

カメラを手に感じてきた雑感を回想する

Z7Ⅱを使った感想:動体も動画も撮らない一人として。

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iphone12

◆今、使っているカメラ と そうでないカメラ

今回は、23年現在で使っているカメラについてお話しようと思います。

ニコンのZ7Ⅱです。 

 

隣はファインダー付きコンパクトカメラのA1000。

840mmまでの望遠を楽しめてISO1200くらいまでなら十分綺麗な画質です。手ブレ補正も強力。RAW保存もできるので重宝しています。

ただ、背面の設定グリグリが接触不良を起こし修理に出すのが億劫で使用頻度は減りました。

 

この他に

持ってはいるけど積極的に使っていないカメラというのが4つあります。

ニコン Zfc

ニコン Nikon1 J3

・SONY RX100M6

コンタックス RXⅡ

 

Zfc;軽くてスマホ転送も簡単なことから家族が使う頻度の方が多くなりました。

Nikon1;ミラーレスカメラ幕開け時代の製品で今となっては古い。標準レンズの出来が良いため手放す決心がなかなかつかずに今でも手元に残っています。

RX100M6;24〜200mmのズームレンズそれに見易いファインダーを備えてます。 使った感触でいうと手ブレ補正の効きが弱くまたISO1000を超えるとノイズがバーッと出始めることから明るい野外とか使えるシーンを選ぶカメラです。 その野外にしても、撮像素子が小さいA1000の方が自分には綺麗に見えるので使わなくなりました。

RXⅡ;フィルムカメラ時代に一番使ったカメラ。フィルムが値上がりしたりデジカメ側の画質が向上したので今では出番無し。空シャッター時のシャコン音が心地良く時々いじってます。

 

所有でいうとiphone12を入れて7台、その中でニコンが4台を占めてますが昔からニコン一辺倒だったわけではありません。

常用カメラがキャノン2台だったことも、コンタックス2台だったことも、ペンタックス3台だったこともあります。

 

その時々で、操作性と画質の安定性を優先して今はニコンが自分にとって相性が良いのでこうなりました。

それぞれのカメラの印象は、このブログの中で1台毎に購入経緯や使用感そして時に私的な思い出を含んで記事にしています。48台あります。たとえばニコンのD750は下記になります。

 

◆私的お断り:使う用途はすごーく狭いです

ここで、どういう用途で今のカメラを使っているかをお話ししておきます。

 

昔はカメラは写真を撮るためだけの道具でした。それも動いているものではなく止まっているものを撮る。一般人の場合。

子供が動き回るようなら、「正座しておけ。まばたきしたら夕食ぬきだ。」みたいな感じで人形のように静止させてから撮っていました。そこで、撮る親父の方がレンズキャップをつけたままだとかフィルムを入れ忘れたとかでマゴマゴしていると子供はドンドン悲惨な身体的状況に追い込まれホントに人形のようになってしまう、という景色を日本津々浦々で見かけました。

 

どうしても動いている子供を撮りたい、という時にはビデオカメラ。動いているものをおさめるのだから動いている状態でおさめるというごく健全な発想です。しかし、ビデオを構える手もプルプル動くためテレビで見るとブレブレでウチの子か全く知らないお子ちゃまか見分けがつかない。なので、手ブレ防止機構ブレンビーとか出てきたのは記憶に新しい。

 

ところが、自動焦点が一眼レフでも現実的になり、その延長で動体予測レンズ焦点駆動が出始めるとこれまでとは180度反転して「カメラで動いているモノを撮るのが当然」みたいな輩が一般人カメラマンの中に出始める。駅員の制止が聞こえないフリして特急ツバメを狙う、暗い体育館で300mmF2.8を振り回す。

これがフイルムの頃は、なんだかんだ言っても連写で消費したコマ数がもったいない(大体がゴミになる)という庶民的感覚が働き主流にはならなかったものの、デジタルカメラの時代になると一変しました。コマをいくら連写しようがタダなのでカメラはどんどん動体予測AFと連写性能それに手ブレ補正効果を上げる方向に進んできました。その恩恵として、「犬が走っ来て4足ともに地面から浮いている空中浮遊写真」が誰でも撮れるようになりました。

また、記録媒体の容量が増え撮像素子の発熱対策が進むと、動体の一瞬とは別に動画そのものも撮れるようになり現在に至っています。動体にせよ動画にせよ動きまわる対象を捕捉するのが難しいので、それさえも自動でやってしまう被写体認識機能が一般化してきました。

 

動体予測駆動、連写性能、手ブレ補正、被写体認識。 ニコンFGを構えていた頃からは想像できない新機能がもはや普通になってきていて、Z7Ⅱにも付いています。

 

自分はカメラを構えても動体を撮ることも動画もとることも無く、止まったものを昔から変わらずパチパチしています。猫。こいつは動きますが、止まったところしか撮らないので大抵は目をつむっています。

そして、背面液晶は使わずファインダーを覗いて撮ります。

 

そんな時代から取り残された使い方で、Z7Ⅱは何が嬉しいのか、あるいは足りないのか。

 

では、1年以上使った個人的な印象をツラツラしていきます。

止まったものをパチパチ撮る。そんな使い方でどうなのか。

 

◆嬉しいところ

は、他社のミラーレスカメラでも実現している機種があります。

は、おそらく同じZマウンドのZ6Ⅱ共通仕様と思います。

は、Z7Ⅱだからのところ。です。

は、改善もしくは向上すれば と感じているもの。

 

 可搬性:小さいのが嬉しい。

重さの軽重よりも何より寸法が小さいことが嬉しい。横幅134mm。フイルム時代のリトルニコンEMが134.5mm、それよりも小さいんです。

高さはEMの86mmに対し100mmですが、24−120F4ズームを装着してもいつものメッセンジャーバッグに収まる。→いつも持ち出せます。

フイルムの頃のイメージでは写真が大伸ばしできるほどカメラもでかい。ところが、この小ささで精緻で滑らかな写真をはきだすというギャップが気持ちインテグラ

 操作性:瞳検出の精度が良くて嬉しい。

猫と人の瞳検出精度は4500万画素の高精細画像を拡大してみてもピントが合っているので安心して使えています。検出が遅れるとかもありません。

ただし、横を向いている時でも瞳は無理でも顔検出してほしいです。猫や日本人は犬や欧米人と違い横向くといきなり平面になるので難しいですが、他社では出来ているようです。

操作性:バッテリを入れたままUSB-C充電できるのが嬉しい。

これは今のカメラであれば当然の仕様だと思います。端子がマイクロUSBでなくUSB-Cなのも対破壊性の点で当然です。(話それますが、ZFcがZ50より好ましい理由がこれです。ZFcは水平垂直ガイドも控えめになっていてZ50より改善したところが意外と多いです。)

操作性:再生ボタンと消去ボタンが隣同士で嬉しい。

撮影した画像を再生ボタンで確認するときには、要らない画像を消去するという整理と同時なのでこの2つのボタンは左右に並んでいると使いやすいです。

右手側にボタンがあった方がファインダ-を覗きながら作業できますが、このカメラは左側にあります。万が一の誤操作を考えると、頻繁に使う右手側よりも今ある左手側にある方が好きです。

操作性 & 作画性:ホワイトバランスのケルビン合わせし易さが嬉しい。

Z7Ⅱのオートホワイトバランスは良く合います。それでも、自分でケルビン合わせをしたいときにファインダーでその変化を直に確認できるのはミラーレスならではの利点です。

作画性:4500万画素が嬉しい。

精緻な画像が残るので撮ったあとで拡大したときの喜びが大きい。それが画素数の少ないPCのディスプレイに表示してどうかは別にして。

実用面としては1.5倍にクロップしてもまだ精細なため、単焦点レンズを2焦点レンズ、ズームレンズなら望遠端延長として問題なく使えることが嬉しいです。

作画性:機械式シャッタ-と電子シャッターを選べるのが嬉しい。

静物を最小限の手ブレで撮影したいときは電子シャッター、反面、手ブレの気にならない高速シャッターを切るときやストロボを使う時は機械シャッターと撮影者側で選択できます。電子シャッターだけで高速シャッターまでローリング歪みなく賄おうとすると画像素子やCPU処理速度の点で価格向上と若干の画質低下を招くと思うので、選択することを面倒と思わなければ今の併用シャッターのままで十分です。

「所有感」:金属外装が嬉しい。

剛性感が触れてわかるのも嬉しいですが、気分的に長く使おうという気にさせてくれます。以前、プラボディのカメラを使っていた時に経年で塗装が剥げてくると見てはいけないものが出てきてしまった感があってゲンナリしました。金属が出てくるならばこれこそ道具という感じがしてワクワクすることでしょう。たぶん。

(個人事情)CFexpressカード媒体が嬉しい。

SDカードってカメラに差しているもの以外にも何だかんだとたくさんあって、どれに何がはいっているのかさっぱりわかりません。ですが、CFexpressカード。こんな値段の高いカードは持ったことが無いので、一発でZ7Ⅱでしか使わないヤツとわかる。これはコジツケみたいなもので、本当はSDカードの2枚差しでも良かったのにと思います。

 操作性:ンズが左に寄っているのが嬉しい。

Zマウントは径が大きいため横幅が小さいとカメラを保持したときに右手で持つグリップとの隙間が狭くなります。そこを、レンズ位置を左にギリギリ寄せることでスペース余裕を生んでいるのでカメラ保持が安定します。

 操作性:メインダイヤルが思い切り右にある(しかも上に露出している)のが嬉しい。

効き目が左目そして特にメガネ着用者の場合には、顔の右半分と干渉しないところにダイヤル・ボタン・レバーがないと操作が大変です。Z7Ⅱのメインダイヤルは横位置でも縦位置に構えても絶対に干渉しないところにありストレスありません。

 操作性:上面のサブ液晶が嬉しい。

カメラを首からぶら下げているだけで、ファインダーも背面液晶も見ずに露出補正や絞りを電源ONすればすぐ確認できる。この価格帯ではニコンだけはないでしょうか。Zfcのようにダイヤルの刻み文字で視認するよりも見やすいと思っています(また、専用ダイヤルをつけるとそれだけ軍幹部がゴチャゴチャして傍目の威圧感が増す気がする)。

 操作性:シャッターの底付きが無いのが嬉しい。

自分の感覚で押す寸前のタイミングを見極められるので。ただ、底付きがあった方が嬉しい人もいるとは思います。

操作性:iメニューボタンの位置とダイレクト操作が嬉しい。

それまで使っていたD750と違い、右手を普通にグリップして親指が届く位置にあるのですぐに押せます。そして、設定を変えたい項目を選んだらOKボタンとか押さずにすぐメインダイヤルまたはサブダイヤルでダイレクトに設定変更できる。このメインでもサブでもどちらでも変えれるというところがラクです。

操作性:オートエリアAFとターゲット追尾AFを一発切り替えできるのが嬉しい。

D750で多用していたAFモードが3D-トラッキングだったので、Z7Ⅱにこのモードが無いのが残念でした。その代わり、ニコンのコンパクトカメラには昔からあったターゲット追尾AFが独立のモードではなくオートエリアAFの付随モードとして備わっています。コンパクトカメラ版の印象からとても3D-トラッキングを代用できるものではないと思ってましたが、Z7Ⅱのものはシャッター半押しすればターゲットをとらえるように作動性が向上し、追従精度も3D-トラッキング同等に感じます。

それならば、オートエリアAFの付随ではなく独立のAFモードにしても良さそうですが、1年使ってみて付随だからこその利点がありました。それは、この2つのモードの切り替えがボタン一つで出来ることです。切り替えをたとえばfn1ボタンに割り当てておけば、通常は顔や瞳認識のオートエリアに設定しておいて、合わない時だけターゲットAFに即座に切り替えることが簡単です。

また、3D-トラッキングと違うところでいうとAF-CでないAF-Sの時にもターゲット追尾AFは使えるため、一枚撮りが主の身としては構図調整に重宝しています。

望むべくは、ターゲット枠の大きさを可変できたらと思います。そう、もう一回り小さければ言うことありません。

また、オートエリアAF自体の使い勝手でいうと、顔や瞳以外のものへの被写体認識はなかなか思い通りにいかないケースが多いです。ここは改善を希望する声は出てくるでしょうが、個人的には開発費用を回すなら純正ストロボとの連携(コマンド操作)が先と思っています。

視認性:ファイダー表示が自然に見えることが嬉しい。

ピント面に縦線や横線があるとデジタル画素数が今としては少ないのでジャギーが出ますが、それが些細な事に思えるほど見やすく目が疲れません。合焦からはずれたところの見せ方がなだらかで丁寧なためだと思います。

ファインダー倍率も高いので、50mmレンズが本当に素通しの画角感覚で見れます。

視認性:ファインダー内の水平垂直ガイドが控えめなのが嬉しい。

Z50にくらべてガイド表示が控えめになりました。おかげで、ファインダーに常時表示させても昔のMF一眼レフのスプリットプリズムに慣れた目には邪魔になりません。その結果、水平垂直のとれた写真を意識できます。

また、このガイドの中心点があるおかげで1点AFポイントが中心からどれだけ外れているかがわかります。

作画性:手ブレ補正が強力なのが嬉しい。

カタログ記載の数値ではなくこれまでに他社のボディ内手ぶれ補正カメラと実際に比較してみて、効きと安定性の両面で信頼できます。

作画性:ピクチャーコントロールのノーマルとスタンダードで色調が変化しないのが嬉しい。

この2つは色味は同じながら階調・シャープネス・コントラストが違うので通常スタンダードにしておいて、見たままのしっとり感をより残したければノーマルに切り替えています。

作画性:Zマウント 24−120 F4ズーム使えるのが嬉しい。

このズームレンズはF4の開放からどの焦点距離でも解像度と歪曲と周辺流れの点で「単焦点並に完全に使える」それでいて最短撮影距離が35cmと短い稀有な存在です。このレンズの存在だけでZマウントの価値を感じます。

ところで、Zマウントのレンズをいくつか買って使ってみた印象は製造品質が大変安定しているということです。他社のレンズでは時々見受けられたガタや片ボケ、露出ムラに遭遇したことがありません。そういう事に惑わされずに安心して使えます。

拡張性:ストロボSB-500が使えるのが嬉しい。

どちらかというと、SB-500の存在そのものが嬉しい。バウンスができてLEDがあり、何よりも単3電池が4本でなく2本で済む。つまり軽い。 そしてFP発光ができる。

惜しむらくはZ7Ⅱはストロボ内蔵でない=コマンダーモードが使えないので、SB-500をリモート発光できないことです。LEDでその代用というには光量が足りませんし、TTL延長ケーブルでは長さが限られます。

光コマンド信号だけでもアクセサリと追加機能で実現して欲しいですが、時代は無線コマンドに移っているので期待できないですね。

拡張性:延長グリップGR-Z1が使えるのが嬉しい。

24−120F4ズームでのホールディングがより安定します。小指が落ち着くだけでなく、このレンズと重量バランスがとれるので手に吸い付く感じになります。工具を使ったり電池室フタを外したりする必要なく簡単に手で脱着できるので単焦点で軽装したい時は外しておきます。

拡張性:ファインダーが角窓なのでDR-6が付くのが嬉しい。

丸窓の方が縦位置で覗いたときにはいいのかなとも思いますが、角形だとアングルファインダーのDR-6を使えます。これは脱着が丸窓タイプより簡単なのです。

利便性:スマホ連携アプリsnapbridgeが嬉しい。

画像を転送するときにWifiでつなぐ必要なくBluetooth接続なのがうれしい。そして2M縮小版が送れる。スマホとしての画像の使い方に向いています。また、接続エラーがなく安定した通信が今のところはできています。IOS版です。

「所有感」:軍艦部の背が低いのが嬉しい。

軍艦部が右から左まで一直線で、下からの高さが低いことでよりコンパクトな印象を受ける意匠になっています。D750の時はなで肩のおデブさんの風情、どちらかというとキ○ノン的だったところから、MF一眼レフだった頃のニコンに戻った気がして大変宜しい

LUMIX S-5Ⅱも似ていますが、あちらにはサブ液晶でなくダイヤルが並んでいるので私的な好みとしてはZ7Ⅱになります。また、Z7Ⅱの方が小さくその分凝縮感があります。

「所有感」:横から見たペンタ部造形が嬉しい。

正直、Z7&Z6のペンタ部を見たときには「やっちまった」と思いました。第2世代になってのっぺりしていた左右面へのつながりに稜線が入り俄然カッコインテグラになりました。横から見ると、アクセサリーシュー前端を起点に斜めに切り下がっておりシャープで美しい。もし第3世代があるならばこの造形はキープして欲しいです。

「所有感」:ダイヤル類のヘアライン無し処理が嬉しい。

こういうダイヤルの上面には大抵は放射状のヘアライン加工が入っているものですが、Z7Ⅱのコマンドダイヤルやモードダイヤルの上面にそれはなく半艶のブラック塗装一発です。これが刻まれたローレットの精緻な造形を引き立て惚れ惚れします。使い込んで塗装が剥がれた時にもさもありなんと思わせる処理です。

作画性:暗部の描写が丁寧なのが嬉しい。

静止画しか撮らないので動画はわかりませんが、主体である被写体と対比するように写した暗部をみると滑らかでノイズが目立ちません。そのため主体が浮き立ち異様な立体感があります。

作画性:高感度に強いのが嬉しい。

4500万画素の高画素にしては、の但し書きがつきますが恐らくはZ7から改善した部分だと思います。(WEB上で見たZ7作例を見ての印象です)

作画性:基準ISO64が嬉しい。

ISO64が基準感度、というと昔のコダクロームを思い出します。コダクロームが良い色を黄色とか赤とか出していたのでその類推でZ7Ⅱも良い色だろう、という勝手な思いです。それに、大変明るい晴天で単焦点開放絞りを使ったときにシャッターが1/8000でも心許ない時でも、最悪ISO32までなら落とせる、という保険にもなります。

なお、色についてはD750で初めてニコンのデジカメに触れてからの思いとして赤を濃くして欲しいと言う気持ちがあります。

 

最後に、ここだけは直して欲しいところがあります。

露出補正ボタンの位置。

どうしても指をおって窮屈にしないと押せない位置=シャッターボタンの右横についてます。

おそらくは、このカメラを使う人は露出簡易補正設定(メインダイヤル操作のデフォルトを露出補正に割り当てる設定)をすると見込んで、あえて誤操作を避けるために押しにくい位置につけたようにも見えます。しかし、ISOをオート設定にして絞りとシャッター速度をマニュアルモードにした時の露出補正はこのボタンを使わざるを得ないのでD750のように普通の位置にして欲しいです。

 

なお、Z7Ⅱを購入した時のいきさつや当時の印象をカメラ雑感の中にも書いています。いくつか上の内容と重複したところはご容赦ください。

 

こうしてZ7Ⅱの嬉しさを並べてみると

操作性の嬉しさが多いですが、その内容はミラーレスだからこそ又はZシリーズだからこそに被るモノでもあります。

 

では、Z7Ⅱならではの凄味は何か。それは画質です。

 

昔ならば大判のカラーネガで撮れていた世界を、この横幅がリトルニコンEMよりも小さなボディで撮れてしまうという驚きなのです。

 

◆Z8 触ってきました

ところで、23年5月に発売されたZ8に触ってきました。

第一印象は意外と軽い。大きなグリップが握りやすくそうさせているようでした。

その一方で、ややプラスチック感とか重心の座りの悪さとかも感じられ、これまで使ってきたカメラで似たものを探すとキャノンEOS100になります。ドヒャー、値段が違いすぎる。

好みとしてはZ7Ⅱです。

静止画画質が劣らないのであれば、

ニコンFGに初めて触れた時の喜びを思い出させてくれたのがこのカメラだからです。

重心の座り。これ、大切だと思いました。

 

23年6月13日。