まど猫スケッチ

カメラを手に感じてきた雑感を回想する

2016-01-01から1年間の記事一覧

その10.エスピオミニ 視界良好

EOSに28-105ズームをつければ撮りたいものが撮れる安心を得た余裕でしょうか、この頃はやたらとコンパクトカメラに興味がありました。手の中でコロコロいじって楽しむ小さな相棒、その中にペンタックスのエスピオミニが加わります。 きっかけはクル…

その9.オリンパスXA 隠したもの

小さいカメラは楽しいものだと思い、中古カメラ市を覗いていたときに見つけたのがオリンパスのXAです。発売されたころの宣伝が目についていたので一目でそれとわかり購入しました。触ってみた印象は、バリヤーが開いてレンズとファインダが顔を出すというギ…

その8.ビッグミニの さりげなさ

先に富士フィルムのトラベルミニの話を書きましたが、これはそれから1年ちょっとして買ったコニカのビッグミニ。3代目のBM-301になります。なぜ欲しかったかというと、トラベルミニの28mm画角がどうもしっくりせずオーソドックスな35mmを使ってみた…

その7.EOS ELANの 原点回帰

EOS1000、綺麗な写真を、設定を自由にいじりながらも、手軽に撮る。そんな一眼レフもあるのだと知って35-135ズームをつけて楽しんでましたが、上カバー外れ事件のあと機械としての信頼性に不安を抱えていた頃に知ったのが同じEOSのELANです。

その6.トラベルミニも 写ルンです

90年代に入り、富士フィルムの写ルンです。に代表されるレンズ付フィルムが一般化すると、写真を撮るために必ずしもカメラという機械を所有していなくても済むようになりました。 カメラは使うときよりも使わない時の方が圧倒的に多いのだから、普段置いて…

その5.EOS1000 軽くない軽さ

ミノルタα7000でオートフォーカス一眼レフが幕開けし他社も追随していた頃、このEOS1000はキャノンでは630系に次ぐ第2世代にあたります。形を見ると現在キャノンが発売しているデジタルカメラの操作系が26年前のこのときにすでに確立していたこ…

その4.ツイングの 突き抜け感

ポケットやカバンに簡単に入り、いつでも持ち出せるカメラを探していた時に買ったのが富士写真フィルムのTW-3、通称ツイングです。 この当時のコンパクトカメラは、79年にジャスピンコニカが初めてオートフォーカスを搭載し自動化では一眼レフの先をいってい…

その3.FGの カッコ良さ

露出を定点合わせするフルマニュアルのキャノンFTbの次に手にしたのが、絞り優先AE機EMを元にニコンが初のプログラムモードを搭載したFGです。1/1000までのシャッターダイヤルでマニュアル露出も可能なため、FTbから乗り換えてもダイヤル…

その2.FTbの 重さ

2台目のカメラとなったのはキャノンの一眼レフFTbです。79年に父親から譲り受けたモノ。露出はファインダーの中で画面横の〇の枠に針が入るように追伸式メータを合わせるマニュアル操作で自動ではありません。 カメラを構えたのち、ファインダーを覗きなが…

その1.インスタマチックの シャッター

初めて手にしたカメラ、それがコダックのポケットインスタマチック200です。1974年ブラジル製。フィルムは当時ポケットフィルムと呼ばれたカートリッジ型でこのフォーマットもコダックが製品化したものでした。 アルミでカバーされたボディのひんやり…